8耐 2007 決勝 まとめ

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

今年の8耐の個人的トピックは「温泉に泊まる」「モブログ挑戦」「スプーン再訪」の3つだった。このうち「温泉」は土曜の宿としてちょっと遠いが木曽川河畔の某温泉に落ち着く。温泉と料理はよかったので部屋(別館)や環境(隣がボーリング場)を気にしなければ及第点。食事中にドンドン音がすると思ったら長島あたりで花火大会をやっていたようで電気を消してしばし見物してみたり。

「モブログ」はトップ10トライアルはともかく、決勝では人間も携帯も電池切れで尻切れとんぼになってしまった。楽しみにしていただいた方には申し訳ない。でもけっこう使えることがわかったので来年ももう少しがんばるつもり。

写真を追加しました(8/2)

明けて決勝の朝、8時過ぎに宿を出ると最寄りの弥富駅で朝移動の同行者をピックアップして一路鈴鹿へ向かう。スタンドに着いたのは10時半頃。ちょうど歴代マシンのデモ走行をやっているところでガードナーが平さんをパスするシーンを目撃(笑) その後は荷物を広げて観戦体制に入る。

全日本でホールショット連発のライダーにちょっと期待していたがさすがに9番グリッドからは遠かったか、3番グリッドからスタートしたヨシムラの加賀山就臣がホールショット。加賀山は1周目から飛ばして2番手HRCの清成龍一との差を広げにかかる。いったん離されかけた清成も負けずに追いついてくるのだが、バックマーカーが出てくると加賀山がこれを上手くかわしながら再び清成との差を広げていった。その後方では3周目にファステストラップをマークして追い上げてきたTSRの伊藤真一がHRCの岡田忠之に迫っていた。

3位走行中だったハルクプロの安田毅史がスプーンで転倒したのが合図だったのか、この後2時間程の間にあれこれと波乱が起こる。この時点での順位は#34ヨシムラの加賀山、#11HRCの清成、#33HRCの岡田、#778TSRの伊藤、#12ヨシムラの渡辺篤、#81ヤマハの阿部典史、#54仮面ライダー電王の徳留和樹、#21ヤマハの中須賀克行、#19モリワキの山口辰也、#2桜井ホンダの亀谷長純。
ここから岡田がフライングのペナルティを受けてピットストップ、山口も同様にペナルティを受ける。中須賀がダンロップで激しく転倒、いったんはリタイアしかかるがぼろぼろになったマシンをなんとかピットに戻すことに成功する。続いて清成からかわった#11HRCのトスランドが転倒。こちらもピットに戻ってくるが残念ながらリタイアとなってしまった。一方、修復なった#21ヤマハは大崎がコースに出るがほどなく転倒リタイアとなってしまう。嵐のような2時間が過ぎた時点でトップは変わらず#34ヨシムラ、2番手に#778TSR、3番手に#12ヨシムラ。以下#33HRC、#81ヤマハ、#4TSRの順。この後、#778TSR伊藤と#33HRC岡田の2位争いで盛り上がるが、全体としては大きな動きがなく淡々と時間が過ぎていった。

この間にスプーン遠征を敢行。20年ぶりのスプーンはあまり変わりが無いように見えた。スタンドもこぎれいになったS字やヘアピンと比べるとふた昔前の朽ちた木のスタンドでここだけ時間が止まっているようだった。午後のスプーンは光線がいい感じで、しばらく写真を撮る。ヘアピンでも少し撮ってぼちぼちと東コースへ戻ってきたら、はや夕方の気配。

#34ヨシムラ 加賀山就臣 #34ヨシムラ 秋吉耕佑 #33HRC 岡田忠之 #33HRC カルロス・チェカ #12ヨシムラ 渡辺篤 #12ヨシムラ 酒井大作 #19モリワキ レオン・キャミア #54仮面ライダー電王 徳留和樹

次第に暗くなるサーキットにヨシムラGSX-Rの甲高いエグゾーストノートが響いている。このまま行けば27年ぶりの優勝か...いやいやずっと見てきた者としてはラスト5分を過ぎても安心してはいけない。しかしその心配も杞憂に終わりトップの秋吉がチェッカーを受けた。初めて見た8耐でヨシムラはつかみかけていた勝利を残り5分で逃してしまった。あれから20年経ってついにヨシムラの優勝をこの目で見ることができた。ポップも天国で喜んでいるだろう。宗一郎さんは真っ赤になって悔しがっているのではないか。来年のホンダは怖いぞ(笑)
30回目の8耐、優勝は#34 ヨシムラスズキ with JOMO 34 加賀山就臣/秋吉耕佑組、2位に#33 TEAM HRC 33 岡田忠之/カルロス・チェカ 組、3位に#778 F.C.C. TSR ZIP-FM Racing Team 手島雄介/伊藤真一組。