裏磐梯秘湯ツーリング(1)

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春のいちご狩りツーリングの後、仙台に帰ったツーリング仲間と合流すべく予定された秋の福島・裏磐梯ツーリングだったのだが、残念なことにその本人が仕事の都合で不参加になってしまい東京からの5人(一人は大阪からか)でのツーリングとなった。

朝8時、首都高から続く渋滞で東北道蓮田SAでの集合にいきなり遅れてしまう。さすがに3連休の初日かと先行きが危ぶまれたが幸い北に向かうにつれて道は次第に空いてきた。途中のSAで餃子ドッグやらワッパ飯やらを食べながら順調に北上、福島西ICで高速を下りると本日のメインイベント磐梯吾妻スカイラインである。

猪苗代湖側ではなく裏側から磐梯山にアプローチするこの道は硫黄の匂いが漂う荒涼とした大地の中を登っていく山岳ワインディングだ。標高1,700mまで一気に高度を上げて浄土平のレストハウスで休憩する。ヘルメットを脱ぐと心なしか息苦しい高地トレーニング状態である。さらに吾妻小冨士への10分程の登山を敢行すると完全に息があがってしまった。山の上は風が強くて寒く、春秋ジャケットだけでは少し軽装だったかもしれない。

スカイラインを走り抜けた後は再び福島方面に向かう。今日の宿、土湯温泉までのR115は高速ワインディングでなかなか快適に走れる。トンネルを抜けてあっという間に土湯温泉に到着し、夜の宴会用に地元産の日本酒を買い込んで宿まで残すところ4km。温泉街から山へ入る道は狭い舗装路、そこから宿への看板を左に曲がると...道は狭い砂利道に変わった。緩やかな上りから下りになると重いニンジャがずるずると滑る。フロントロックだけはさせないようにだらだらと進んでいくが、宿までの最後のアプローチでさらにがれた下り坂が登場...。これはいったい何のイジメなのか? 最後は思い切りで何とか転けずに駐車場に到着、周囲はすっかり暗くなっていた。

今夜の宿、土湯温泉不動湯は「秘湯」と言っていいだろう。建物は大正だか昭和初期だかという古さで、断崖にへばりつくように建っているようで風呂までは80段以上の階段を下りていくことになる。5人で6畳と8畳の続き部屋だったので古さの割には快適に過ごす。